How To Make
ワラーチの作り方
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材料
- ビブラムシート
- 中敷
イノアック 防振ゴム、ペレマット、5mm程度のネオプレン素材など - 紐
真田紐(長さは両足分で、3m程度) (他に3mmの細引き紐か、靴紐、革などもok) - いずれも東急ハンズやネット通販等で入手できます。
道具
- ボンド
- ハサミ、カッター
(ゴム板が切れるもの) - 穴あけポンチ 5~6mm
ベルト穴あけ等でも代用可 - 金槌下敷き用ゴム板
金槌で叩く時の衝撃吸収用 - 彫刻刀、ヤスリ白マジック
足型や穴の場所に印をつける時に使用 - 用紙&ペン
A4コピー用紙やチラシの裏紙など - ボンド
中敷をつける場合
前準備(中敷が必要ない方は、この準備をスキップしてください。)
- ビブラムシートと中敷(防振ゴム、ペレマット or ネオプレン素材)をボンドでしっかりと貼り合せ、重いものを乗せ圧着させる。
- 後に剥がれないようにするため、24時間以上掛けてください。
ソールの型取り
基本的に型紙は一枚で、反転させて使う
- 左右いずれかの足を紙の上に置き、足型をなぞり書き、型紙を作る
- 型紙をソールに置き、マジックなどで形の通りになぞる
- 型紙を裏返し、もう片方のソールに置き、同様になぞる
- なぞり描いた線に沿って、ソールを切り抜く(自分の足にピッタリの大きさが良い)
紐を通す穴の位置決め
白マジックのほうが見えやすいのでオススメ
端にしすぎると穴がちぎれやすくなるので注意
- 切り抜いたソールに足を乗せ、紐を通す穴の位置を決める
- 親指の付け根に印をつける
- 「くるぶし」と「足の内側(アーチの下)」にも同様に印をつける
- ここがポイント!走る時にストレスが掛からないよう紐の当たらない場所へ穴をあける!
穴あけのテクニック
5~6mmの穴あけポンチで穴をあける端にしすぎると穴がちぎれやすくなるので注意
彫刻刀で切り込みを入れる
- 紐が足にピッタリとフィットするよう穴をあけた場所へ切り込みを入れる!
- 切り込みを入れることにより紐が外側の方向へスムーズに流れる
- 鼻緒の部分は、外側斜め45度に切り込みを入れる
- くるぶし部の2か所は、上下垂直に切り込みを入れる
いよいよ核心の紐結び
- 紐3mを等分に切り、右足のソールの鼻緒に通し、裏側で結び目を作る
- 紐は切り込みにそわせるように
- くるぶし側の穴に上から下へ紐を通す
- 鼻緒から掛かる紐の下をくぐらせ、前側から後ろ側へ通す
- くるぶし側の紐の流れ
- 紐を踵へ回し、内足アーチの穴に上から下へ紐を通す
- 底から出た紐を踵から回した紐と、鼻緒からかかる紐の下に通す
- 紐を内足アーチへ返し、踵からかかる紐の下へ通す
- 紐を足甲2本の紐の下を足先方向へくぐらせる
- 紐を内足アーチの結び目に通し、輪っかを作る
- 結び目がダマにならないようにし、キュッと締める
- 紐を踵へ回し、外側くるぶしの後ろ側から紐の下をくぐらせる
- 紐を踵に掛かる2本の紐の下を上側からくぐらせ、輪を作って通す
- 足甲から内足アーチにかかる紐の下を通す
- 紐を輪の中へくぐらせる
- 結び目をしっかりとロックする
ソールに一工夫
あまった紐はじゃまにならないように結んで完成!
靴底補修材を使うと紐が千切れにくくなります
- 長く履いていると紐が千切れたり、緩んだりすることがあります。
- (1)ソールの結び目の先を長めに用意しておくと、あとで調整がしやすくなります。
- (2)少し履いて結び目を平にならしてから、靴底補修材で紐の結び目を固めて耐久性を強化するのもオススメです。